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訪問看護師が必ず覚えておきたい褥瘡管理とは?

2022.12.20

訪問看護師が行う医療ケアとして、褥瘡管理が挙げられます。
褥瘡管理は同じ姿勢が続いた時に起こる皮膚の赤みやただれを予防するための措置です。

寝たきりの患者さんに起こりやすい症状です。
一番の対策は体勢を変えること。

同じ姿勢が続くと皮膚症状が悪化してしまいますので、可能な限り体位を変えてあげましょう。

また、体位を変える以外にマットレスやタオル、クッションなどをうまく生かして、圧迫をできるだけ軽減するようなケアも必要です。

ただ、そういったケアを行っていても、皮膚に炎症が起こってしまうケースがあります。

症状がまだ軽度の場合は患部に生理食塩水などを使って拭いてあげるのが効果的です。
汗や排泄物が付着していると、炎症の悪化を招きやすいので衛生的にしてあげることが大切です。

症状がやや進んでしまっている場合は、外用薬を塗ってケアしていきましょう。

それ以上進んでしまっていると、抗菌薬の全身投与なども行わなければいけないのですが、そこまでの措置まで行わず済むケースが多いです。

基本的には保存的治療が基本となります。
ドレッシング材を使ってケアしたり、外用薬を使って治療し、経過観測に努めます。

訪問看護師ではよく行う医療ケアなので、ぜひ覚えておいてください。

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